【あつ森】ロドリーとモーリーについての想像まとめ

あつ森のロドリーとモーリーについての想像ツイまとめです。
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ロドモリ甥叔父関係問題の解答を探っていきます。まずロド叔父とモリ甥は2歳差で実質兄弟。親戚関係も良好で幼少期から兄弟のように育てられとても仲良しです。性的関係はないです。お互いの事はお互いが1番よく理解していてふざけ合ったりも真面目に語り合ったりもできる唯一無二の存在です。

恋人が出来たら自分の事のように喜び祝福し、嫉妬はしません。恋人含め3人、または4人で仲良く旅行などもします。好みは似ていますが絶妙にズレているので同じ人を好きになったりは特になく奪い合いにはなりません。ちなみに何かしらで喧嘩しても翌日には仲直りできます。

最近は島の小さな空港でロドはパイロット、モリは地上職員として働き始めました。2人は幼い頃から空に憧れていました。ロドは空を自在に飛び回るパイロット、モリはパイロットのロドにとても憧れていて、ロドを支えたいと思ったので空のお仕事をサポートする地上職員の道を選びました。

最初に就職したのはとても大きな会社で2人は忙殺され余裕が無くなっていきました。2人で空の旅を満喫したい。その夢を追いかけここまで来たのにこれでは…2人は疲れ果てていました。そんな時、ひとつの募集記事に目が止まりました。無人島での空港職員募集。はて。無人島で空港とはどういうことか。

2人の頭にはクエスチョンマークが飛び交いました。しかし冷静になれば答えは簡単。無人島を観光地にしてそこに人を運ぶ仕事なのだと、2人は思い至りました。今と変わるはずもない、しかし今のままでは希望はない。とりあえず環境を変えてみようと2人は面接を受けてみることにしました。

面接当日。目の前にいたのはタヌキ1匹。たぬきちと名乗るその男。見た目はとてもふてぶてしい。しかしその目、瞳の奥のさらに奥にはキラリと輝く金鉱石のような輝きが見えました。
たぬきちが言うには無人島に移住した人の離島ツアーアテンドが仕事らしいのです。

行先はなんとランダム!パイロットが自由に行き先を決めて良いらしいのです。そんな適当でいいのか?2人は少し悩みました。しかし今までにない経験になる予感がしましたのでとにかく自分たちを精一杯アピールしました。お互いがお互いを褒めまくりました。

なんとか面接は終了。筆記、実技試験もこなし、家に帰りつく頃には2人はとても疲れていました。ロドはドキドキしていました。自由に飛び回れるかもしれない…。モリはドキドキしていました。ロドが自由に飛び回れるかもしれない…。

しかしロドはモリが心配でした。たとえ2人揃って採用されたとしてモリの仕事は今までと変わらないのでは?と。モリはロドが心配でした。ロドは疲れきっている。不自由な空の旅を強制されて。そんなロドはもう見たくない。だから必ず採用されて欲しい、と。

互いが互いを想い、少し沈黙が続きました。普段の2人なら思ったことは直ぐに伝え合うのですが、2人は気づかないうちに疲れきっていたので何だか自分に自信が無くなってしまっていたのでした。そんな時、家の電話がけたたましく鳴り響きました。

2人の不安をよそに電話口の声は朗らかに「採用だなも〜!」と発しました。2人は驚きました。声の主はたぬきちでした。先程試験が終わったばかりなのに?たぬきちは「2人の絆には感激したんだなも!君たちコンビならとても良い空港ができるだなも!確信したんだなも〜!!」と早口にまくし立てました。

2人は疲れていたので喜ぶことも出来ずただ呆然としていました。2人揃って採用が決まったのです。少しして徐々に自体を把握し始めた2人はなんだかドキドキワクワクしてきました。経験したことの無い事がこれから始まるのです。

たぬきちの口車に乗せられあれよと無人島に移住した2人。少し無謀だったかな?と思いつつも気持ちは前向きでした。そして始まってみるとそこはとても素晴らしい環境でした。最初こそ何も無い本当の無人島でしたが住民が移住し、島は開拓されました。特ににんげんの住民はとても張り切っていました。

空港の仕事はと言うととても楽しいのです。真夜中にツアーに出かけることもあり少し生活が不規則にはなりましたが、それ以上に楽しみが増えました。ロドはまず自由に色々なところに飛んでいけることが何より楽しいのでした。そしてにんげんはいつも違う発見をし、ロドに報告してくれました。

ロドは親になるとはこういう気持ちかな、などとふんわり思いながらにんげんの成長を見守る日々がだんだんと愛おしく思えてきたのです。モリもまたにんげんとのやりとりで絆が深まるのを感じ、住民や他の島での出会いを見守る日々がとても大切な思い出になっていくのでした。

最近はお手紙の配達も始め、空港兼郵便局になりましたが人の想いを運ぶとはこんなにも素敵な事だったのかと気づいたのです。さて、やっていることと言えば前とそんなには変わらないのですが、気持ちは180度変わりました。何故でしょうか。

それは人々との触れ合いにありました。今までは機械的に業務をこなすだけだしたが、現在は人として一人一人と想いを伝えあって働くことが出来ているのです。それは幼少期からのロドとモリ、二人の関係と似ていました。2人にとってとても心地のいい場所だったのです。

今、2人はオフの日には離島に出かけたりしています。たまに危険なムシと遭遇したりもしますが、それもサバイバル感があって楽しいし、ロドは卓越した技術が、モリには知識があり、しかも決して驕ることなく冷静に対処が出来るので安心です。

ある日2人は夢を見ました。2人はいつも通り空港で仕事をしています。しかし住民は別のにんげんです。様々なにんげんが入れ替わり立ち替わり空港にやってくるのです。まるで2人が住む島の他に数え切れないほど沢山の島があるような、そんな夢でした。

妙にリアルな夢を見た2人でしたが起きたら忘れていました。夢ってそういうもんだよな、などと2人で笑い合い、いつものように身支度をし空港に向かうのでした。さあ、今日もドードーエアラインで快適な空の旅を!

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ロドモリコンビ好きです。
特にワイルドなロドリーに夢中になってます。
Twitter @oyuichi_x
ゲーム垢 @oyuichi_g

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飛べない鳥は空を飛ぶ | 九条湯壱 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16907051